ニンジニアスタジアムには5,000人超の両チームのサポーターが詰めかけた。
3連休の中日、隣県対決、そして豪雨被災地からの応援。
様々な要因がかみ合い、この人数に。前回来たときは、確か2,200人ほど。
試合後の様子。
黒い服:近藤選手
右横:小暮選手
その右横:田中選手
試合は1vs0で愛媛FCが勝利。
後半途中交代の有田選手が、パスを出そうとしたところ徳島の選手にあたり有田選手の足元にボールが返ってきた。
その瞬間、有田選手の前にモーゼさながらゴールまでのコースが開け、有田選手が迷わず振り抜きスーパーゴール。
試合内容は完全に徳島ペースだった。
両チームとも、3バックで臨んだ試合。徳島は相変わらず徳島らしいワイドな布陣で、ディフェンスラインを高く保つ。
愛媛もディフェンスラインを高くすることで、中盤のエリアが非常に狭くなる。
そんな中、愛媛はディフェンスラインからなかなか前線へパスが出せない。
ボランチの田中・野崎選手、WBの小暮・玉林選手、トップ下の神谷・近藤選手間のかみ合いが非常に悪くミスが目立った。
対して徳島はアンカーポジションのシシーニョ選手を起点に岩尾・小西選手を経由しスムーズに素早いパスで前線の島屋選手、ブエノ選手へとどんどんつながっていく。
徳島がはなったシュート数は実に18~20本。決定機も3~4回あったがことごとく愛媛のキーパー岡本選手のファインセーブ、顔面セーブに阻まれる。
対して愛媛のシュート数は3~4本。
試合内容も、カマタマーレ讃岐vs徳島ヴォルティスに似ている。ただしバー選手、ポスト選手は出場していないが。
今年の徳島を象徴するような試合になった。
内容的にここまで差が出ても、それでも勝負が分からないのがサッカーの面白いところ。
しかし、愛媛にとってはここまで内容に差がでたので、フォーメーションや戦術を含め課題が浮き彫りになった感は否めない。
しかし、反して明るいニュースとして神谷選手の復帰。
試合前の解説を聞いていると、怪我明けでTMでの調整もせずこの試合にスタメン出場をしたらしい。それくらい思いのこもった一戦。
カマタマーレ讃岐の佐々木匠、麻田将吾選手と同様東京五輪世代。前回のU-21日本代表にも選出されている。(怪我で出場辞退したが)
間違いなくこれから活躍する選手。
我々家族は、カマタマーレ讃岐のホーム2連勝に続き、愛媛のホーム勝利と、いわばホーム3連勝中。(少し無理があるが)
次節のカマタマーレ讃岐はホームでジェフユナイテッド千葉を迎え撃つ負けられない戦い。ホーム4連勝、いただこう!
右側が神谷選手。サッカーもうまく、イケメン。ズルイ。
スーパーセーブ連発の岡本選手。「かったぞー!」の瞬間。