お腹が弱い。年々感じる。
成人になり、いつの頃か、ほかの人より確実にお腹が弱い。
こうして記事を書いていてもお腹が痛くなる。
今年行ったアレルギー検査で「小麦粉」が引っかかった。これまでのお腹の弱さを小麦粉に押し付けたく、グルテンフリー生活を始めた。
はじめは、なんとなくお腹の調子が良くなったと感じたが、最近そうでもない気がする。相変わらずお腹の調子は悪い。
前置きが長くなった。
もう、グルテンフリーなんて○○くらえ!でも万が一すごーくお腹の調子が悪くなって、サッカー観戦できなくなるのが嫌なのでこの日を待った。そう最終戦。
そして、私はスタグルを満喫することにした。
満喫することにしたと言いながら、スタグルで買った商品の写真を撮り忘れた。
上の写真はカルロスと私。讃岐の新外国人!ではなく、カマサポの長谷川さんの職場の人。
※長いので時間のある時にどうぞ。
※選手名は敬称を省いていることをご了承いただきたい。
本当に満喫できたのか?
スタグルを満喫すると言いながら、人間には一度の食事で入るキャパシティというものがある。私はギャル曽根ではない。お腹の弱いただのおっさんなので、おそらく普通の人よりキャパシティも小さい。
では、満喫するためにはチョイスするしかない。それも厳選して。
ユウキがよく食べていたのがカツカレー。おいしいおいしいと言ってた。
しかしカツカレーなんて、一発で撃沈する。満腹まみれだ。
そこで、選択したのがカツサンド。我ながらナイスチョイス。
やっぱり外せないのがカマコロ。ヨメに買ってきてもらった。
ヨメはクレープなんてこジャレタものを買ってきた。バナナキャラメル味。甘美な響き。やるな。
ちょっと足りない?もし余っても晩御飯にすればいいじゃん!ということでカリッジュも購入。
あれ?まてよ、カマコロもカリッジュも定番やん。どこが厳選だ!
でもね。まあさ、おいしいんだからいいよね。満喫満喫。
試合観戦
お腹も満たされて、じっくり試合観戦。
今節も森川はベンチスタート残念。
メンバーは前節と同じ?
京都はカイオ、闘莉王を前線に持ってきている。彬さん、オカムーが対応するが苦しそう。
それでも、一進一退の攻防。
讃岐は、特に右側ダイゴ、市さん、ヒデの3人で京都ゴールに迫っていくようなシーンが多かった気がする。
しかし、最後のところが決めきれない。何かみんなゴールを決めたいがために確実さを求めているようなプレーが多かった。重松を除いて。
重松は常に狙っていた。
オカムーキック。
右の攻撃起点はダイゴから。
アディショナルタイム
決定機は確実に京都が多く作っていた。
既に前半だけで2点はとられていてもおかしくない展開だったが、運を味方につけていた。
おもむろに時計をみた。44分がまわった。
後半、絶対に讃岐の時間があるはず。特に闘莉王やカイオは足が止まるはず。
前半を0で乗り切ることが重要。いや、失点すると逆転勝ちはできない。今の讃岐にその力はないことは多くの方が知っていた。
そしてつぶやいた。
「もう少し、こんな時間に取られたらダメージでかすぎるぞ・・・。」
と言った刹那、アディショナルタイム1分の告知とともに失点。
私の周りに群がった小学生たちの会話。「おい、ハゲとハゲや!」
残酷なほど失礼。両チーム欠かせないDFなのに。
増えていく
ふとベンチに目を向けるとユニがいっぱい。
はじめはてっちゃんの13番だけだったが、永田の7番が増え、最終戦ということでベンチ外メンバー全員分がベンチにかけられた。
ちょっと不思議な光景。
交代はベテラン
北野監督は相手のチーム状況と戦術、その時の選手のコンディションによって使う選手を選んできた。
監督としては勝つためにそれが最良と思ったのだろう、今季もその戦い方で、スタメンの入れ替えは激しかった。
しかし、昨年もこの時期は少し違った。
おそらく戦術以上にピッチに立たせてあげたいという思いが勝るのだと思う。
そのシーズン試合に出れていない選手を出す。
この数試合、長澤や福家君の出場もそういった意味もあったと思う。もちろん期待も込めていたとは思う。
今節の交代枠は3名ともベテラン、西、原、我那覇。交代に迷いがなかったように感じる。
試合後のオカムーのインタビューにもあったように、北野監督は「1年でも長く、好きなサッカーを続けろ」と言っていた。
おそらくベテランをピッチに立たせて、サッカーの面白さを再認識させたかったのじゃないだろうか?私の勝手な妄想だが。
トレイと失点の因果関係
ピカラスタジアムのB席側はトイレの改装工事をしているため、極端にトイレの数が少ない。
このため、私は試合中にトイレに行くようにしている。そしてそれは完全に癖になっている。
愛媛の最終戦の時もそうだった。私がトイレに行っている間に先制点を取られた。
そして、今回も後半私がトイレに行くと失点。。。
以前は私がトイレに行くと逆に点を決めていたので、トイレに行くと告げると周りのみんなが「ゆっくり。ゆっくりやで!」なんて言ってきていたが、これではトイレに行けなくなる。
胴上げされる退任監督
試合は残念ながら0-2で敗戦。そしてJ3が確定となった。
セレモニーではキャプテンの高木が涙で声を詰まらせながら話をする。普段の高木からは想像もできず、こちらももらい泣きしそうになった。
北野監督も涙で声を詰まらせながらの挨拶。
しかし、チームや監督へのブーイングはなく、むしろ「ありがとう」に包まれていた。
それは、今季の結果というより、それ以上に9年間も長きにわたって讃岐を指揮し守り抜いたことへの感謝の現れだと思う。
私たち家族は昨年から応援しているので、詳しいことは知らないが、結果で監督や選手にブーイングを浴びせるつもりは毛頭なかったので、このセレモニーの雰囲気はすごく良く感じた。
みんなに促され、最後胴上げされる北野監督。
成績不振で退任する監督で、胴上げされた監督というのは過去にどのくらいいるのだろうか?少なくとも私の人生では初の出来事。
驚きと、感動と、悲しみと、寂しさがごちゃ混ぜになった瞬間だった。
でも、その中でも感謝の気持ちが一番大きかったと思う。